その楽しげな甘みのある香りで、大事な日を華やかに彩る素敵な1本がアルベールマンアルザスピノグリ。自然な製法にこだわるこのワインは、花梨や金木犀みたいな上品で甘い香りが際立ちます。
【トリビア ピノ・グリ】
ピノ・ノワールが突然変異をしてできた種である、ピノ・グリ。なんと、赤ワイン用だったブドウが、白ワイン用のブドウに変わってしまったのです。このブドウ種の来歴に関して有力な説は、1565年頃にラザール・ド・シュヴァンディ男爵という貴族がハンガリーから持ち込んだ、というものです。歴史上幾度となく名称が変化したようですね。力強い半面で気品もある味わいは、様々な料理との相性が抜群。ピノ・グリの主要な産地は、フランス、イタリア、ドイツ。味わいとしては、辛いものもあれば甘いものもあり、がっしりとした感じで、その香りは蜂蜜や柿、ごま油に喩えられます。ピノ・ノワール種は遺伝的な不安定さがあり、突然変異種を数多く発生させていて、ピノ・グリもその一つなのです。黒に近い紫の皮を持つピノ・ノワールに対し、灰色っぽい赤茶色をしたピノ・グリ。ちなみに、ピノ・グリの「グリ」とはピノ種という意味です。フランスでは涼しい気候のプロヴァンスやアルザスを主として、イタリアでは東北部で栽培されています。ピノ・グリージョとそこでは呼ばれており、他方ドイツでは一般的にルーレンダーと呼ばれています。また、栽培面積がシャルドネ以上とも言われているアメリカのオレゴン州では、イタリア風にピノ・グリージョという名前で呼ばれています。
【トリビア ワインの扱い方】
よく「当たり年」と「はずれ年」なんて聞きますよね。ワインはブドウから出来ますので、その年のブドウの出来具合に品質が大きく左右されるのです。ワインを選ぶときには、「当たり年」がいつなのかを知っておくと、失敗も少なくなるのでいいでしょう。
☆当たり年とはずれ年の違い!
当たり年とはずれ年の違いを端的に述べるなら、何と言ってもワインの風味でしょう。当たり年のワインは、もちろんタイプやブドウの品種にもよりますが、ワインの特徴が色濃く出ているものが多いです。加えて、当たり年のワインは味の強さが違うので、はずれ年よりも長持ちします。たとえ「ヴィンテージワイン」であっても、はずれ年のものなら味が却って劣化し、粗悪品となってしまいます。当たり年のものであれば、どちらかといえばマイナーな生産者による、手に取りやすい価格のワインでも、有名生産者や産地が生み出すワインに並び立つ出来栄えであることも珍しくありません。上手くワインを選ぶには、それぞれのブドウ栽培地の当たり年を知り、ワインを選ぶ際にヴィンテージを確認しておくのがよいです。
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